ため息

これは、エジプト倶楽部の会員向けに1,000部限定で発売された、吉村作治先生の写真集です。この夏に先生が初めて開かれた写真展「悠久のエジプト - 5千年の時を超えて」の全作品が掲載されています。会員特典として、先生のサインと宛名を入れていただけたのがうれしくて、本が届いた日は、一日うっとりと眺めていました。なかでもいちばん魅了されたのは、アスワンのフィラエ島。「わあ」と思わず声に出して言ってしまったほど美しく、神聖な雰囲気の伝わってくる写真でした。ナイル川の真珠と言われているほど美しい、このフィラエ島のイシス神殿に、ぜひ一度行ってみたいものです。

応接間の見張り番

そしてこちらは、例によって、あとからエジプトの友人が持ってきてくれた「ちゃんとしたパピルス」です。もちろん、サイズもかなり大きい！　青い色の発色がとてもきれいです。これは、友人から私の両親へのプレゼントということで、たいそう喜んだ両親は、特別に額を注文。立派な額に入ったこのパピルスが、応接間の壁から私たちを見下ろしています。

馬子にも衣装？

初めて本物のパピルスを見たとき、なんてきれいなのだろうと思いました。そしてこれが初めて買ったパピルスです。といっても、お金に余裕がなくて、ちゃんとしたパピルスを買えなかったので、グリーティングカードです。使うのがもったいなくて、友達に贈ることもなく、何年もずっと大事にしまってあったのですが、出してきて額に入れてみると、小さなカードでも、とてもいい感じになりました。

大きくなっていくおみやげ

これは、またまたエジプト人の友人からいただいたもの。私がエジプトでItem26の置物を買ったことを覚えていて、それよりいい（そして5倍ぐらい大きい）ものをおみやげに持ってきてくれたのでした。なんだか、私がエジプトで買ったものは小さな安物ばかりで、それよりも大きくていいものを、あとでこの友人が買い直して持ってきてくれたような気がします。Item26と、この27は、仲よく私の本棚に並んでいます。この置物、右手に槍か何か持っていたと思うのですが、それはどこへいってしまったのかなあ……。

税関コワイ

これもエジプトで買ってきたもので、高さ5センチぐらいの小さな置物。手作りのようで、お顔がひとつひとつ違ったのですが、やけに細面のこの顔がなんだか気に入って買いました。日本に帰国するとき、こうした小さな品々が壊れないようにと寝袋に巻いて持って帰ったら、税関で「なんでこんなところに隠しているんだ？」と問いつめられて、荷物の中身を全部詳しく調べられてしまいました。いかにも貧乏そうな格好で、パスポートにあちこちの国のスタンプがあったもので、怪しまれたのだとは思うのですが、出した荷物をしまわせてもくれないでロビーに追い出すなんて、ひどいよー。出迎えの人々の前で大恥をかいたことは、今でも忘れられない思い出です。

今度はワニ

エジプトの友人が持ってきてくれたおみやげ、その2。ペーパーナイフです。ワニにしては顔（口）が短い気がしますが、たぶんワニでしょう。私が買ったItem24のラクダのナイフよりずっと分厚くて、ずっしりと重く、細工もていねいです。しかし、切れ味というか、使い勝手は、安物のラクダくんのほうがいいのです。たぶん刃の部分が薄いからでしょう。というわけで、このワニくんは飾りとして鑑賞しています。ところで、このワニくんもラクダの骨でできているのかな……？

おみやげの定番

エジプトのみやげ物屋に行くと、たいていどこにでも置いてある、このペーパーナイフ。日本でも、エジプト展などが開かれたときにショップでよく見かけます。でも、現地で買ったほうがだんぜん安かった記憶があります。最初は、えっ、象牙でこの値段？と驚いたのですが、正解はラクダの骨だとか。細工の粗さは、やはりという感じですが、切れ味はなかなかのもので、郵便を開けるときにとても役に立っています。

いいプレゼントもらいました

Item22のピアスを買ったときに同行してくれたエジプト人の友人が、その後、来日しました。そのときに持ってきてくれたおみやげのひとつがこれです。あのピアスに合わせたネックレス。でも、サイズはうんと大きい！　中は空洞のようで、とっても軽く、細工も今ひとつで、チェーンが服の生地に引っかかったりするのですが、それがまたエジプトらしくておもしろい。それに何よりも、心のこもったプレゼントがうれしかったです。

いい買い物しました

これは、エジプトに行ったときに買ってきた王妃ネフェルティティのピアス。エジプトは金細工のおみやげ物がポピュラーですが、細工がよくないものが多いので要注意。でも、このピアスは細工がなめらかで、サイズも大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいのです。最初は、ちょっと値段が高いなあと思っていたのですが、買い物につきあってくれたエジプト人の友人ががんばって値切ってくれたおかげで、貧乏旅行者の私にも買える値段で交渉成立。エジプトで買い物をするときは、現地の知り合いについていってもらうに限ります！　ちなみに、このピアスのケース、私にはアラビア語が読めないので、どちらが上なのか下なのか、わからなくなってしまいました。でも、このチープな感じのケースがまた気に入っています。

本の友第二弾

Item3でご紹介したしおりは本当に重宝していて、文庫本に愛用していますが、単行本用のも欲しいなあと思っていたら、ちょうどロゴスのメンバーの方からいただきました！　Item3のより一回り大きくて単行本にぴったり。このサイズのがあるとは知らなかったので、うれしいプレゼントでした。もちろん、こちらもビニールケース入りで丈夫だし、バステトの絵がかわいくて気に入っています。これでまた読書も進む……かな？